この記事では、モンベルのトレッキングシューズについた泥や土などの汚れの落とし方と、洗うときに使う洗剤について、モンベル公式のお手入れ方法をもとに分かりやすく解説します。

結論からいうと、軽い汚れならブラシや固く絞った布で落とし、汚れがひどい場合はモンベルが案内している専用クリーナーを薄めて洗う方法が分かりやすいです。

その理由は、登山靴には布や天然皮革、合成皮革など複数の素材が使われることがあり、強すぎる洗浄や急激な乾燥が素材を傷める可能性があるためです。

洗剤だけでなく、すすぎや乾燥方法まで確認しておきましょう。

Contents
  1. モンベルのトレッキングシューズは汚れに合わせて洗う
  2. モンベルのトレッキングシューズを5ステップで洗う
  3. 洗剤選びで失敗しない3つのポイント
  4. 洗った後に確認したい3つのお手入れ
  5. モンベルのトレッキングシューズの洗い方と洗剤でよくある質問
  6. モンベルのトレッキングシューズは汚れに合った洗剤と乾燥方法で手入れしよう

モンベルのトレッキングシューズは汚れに合わせて洗う

モンベルのトレッキングシューズは、履くたびに丸洗いする必要があるわけではありません。

公式では、普段のお手入れとしてブラッシングや固く絞った布で表面の汚れを落とし、汚れがひどい場合にクリーナーを使う方法が案内されています。

普段の泥やほこりはブラシや布で落とす

登山やハイキングから帰ったあと、表面に乾いた泥やほこりが付いている程度なら、まず靴用ブラシなどで落としましょう。

落ちにくい部分は、水で濡らして固く絞った布で拭く方法があります。

モンベルは、タンの溝や靴ひもの周辺などに汚れがたまると素材の劣化を早める場合があると案内しています。

ソール周辺に残った土や水分も劣化につながるため、使用後に汚れを放置しないことが大切です。

毎回洗剤で丸洗いするのではなく、汚れの程度を見ながら必要な範囲を手入れすると考えると分かりやすいでしょう。

汚れの状態 主なお手入れ
乾いた土・ほこり ブラッシング
軽い表面汚れ 固く絞った布で拭く
靴底の泥 水洗い・歯ブラシなど
頑固な汚れ 薄めた専用クリーナー

詳しい工程はモンベル公式の「登山靴のお手入れ方法」で確認できます。

頑固な汚れは薄めた専用洗剤で洗う

ブラシや水だけでは落としにくい汚れには、モンベル公式で「O.D.メンテナンス マルチクリーナー」が案内されています。

2026年6月更新のお手入れページでは、水5〜8Lに対して15mLを加えて洗浄液を作る方法が紹介されています。

注意したいのは、濃縮タイプのクリーナーをそのままスポンジなどにつけないことです。

モンベルでは、洗浄成分が強すぎると色が退色する場合があるため、部分洗いの場合も薄めた洗浄液を使用するよう案内しています。

「頑固な汚れだから原液を濃く使う」のではなく、指定された濃度で洗うことが重要です。

モンベルのトレッキングシューズを5ステップで洗う

泥汚れがひどく、トレッキングシューズをしっかり洗いたい場合は、準備から乾燥まで順番に進めます。

モンベル公式の手順をもとに、家庭で実践しやすい5ステップに整理しました。

手順①:インソールと靴ひもを外す

最初にインソールと靴ひもを取り外します。細かい部分まで洗いやすくなるだけでなく、靴の内部を乾かしやすくするためにも重要な工程です。

モンベルでは、インソールや靴ひもについて洗濯ネットを使えば洗濯機でも簡単に洗えると案内しています。

また、インソールは使用後になるべく早く取り出しておくと、内部の乾燥を促しやすくなります。

靴本体を洗い始める前に、取り外せるパーツを分けておくことが最初のポイントです。

手順②:靴底の泥や石を落とす

アウトソールには泥だけでなく、小石や砂が入り込んでいることがあります。

モンベルではアウトソールを水洗いし、頑固な土には使い古した歯ブラシを使用する方法を紹介しています。

溝につまった石にはマイナスドライバーなどを使えるとされていますが、ソールや手を傷つけないよう注意が必要です。

無理に強くこじらず、安全に取り除ける範囲で作業しましょう。

靴底の大きな泥や石を先に落としてからアッパーを洗うと作業しやすくなります。

手順③:靴を濡らして洗浄液を作る

しっかり洗う場合は、靴全体を水で濡らします。

モンベル公式では、天然皮革は含水量に差が生じると乾燥後にまだら状のシミになる場合があるため、最初にしっかり水分を含ませるよう案内しています。

続いて、水5〜8Lに「O.D.メンテナンス マルチクリーナー」15mLを加えて洗浄液を作ります。

モンベル公式のマルチクリーナー商品ページでも詳細を確認できます。

原液ではなく、モンベルが案内する濃度まで薄めてから使用することを覚えておきましょう。

手順④:ブラシやスポンジで洗ってすすぐ

洗浄液の中で、スポンジや靴用ブラシを使い、表面の汚れをかき出すように洗います。

モンベル製登山靴は内部も洗浄液で洗えると公式のお手入れページで案内されています。

ただし、内側のライニングが皮革の場合は汚れを拭き取り、ファブリックの場合はブラッシングするなど、素材によって扱い方が変わります。

革部分を強くブラッシングすると傷やはっ水性能の低下につながる可能性もあります。

汚れを落とそうとして強くこすりすぎないことが大切です。洗い終わったら洗浄成分が残らないよう十分にすすぎます。

手順⑤:水分を拭き取り陰干しする

すすいだ後はタオルで水分をしっかり拭き取ります。

モンベルでは、靴の外側と内側からタオルを押し当て、アッパー内部に含まれた水分を取り除く方法を案内しています。

その後は直射日光を避け、風通しのよい日陰に平置きして2〜3日かけて乾燥させます。

皮革はヒーターや直射日光で急激に乾かすと、ひび割れや硬化の原因になる場合があります。

早く乾かそうとして強い熱を当てず、時間をかけて自然乾燥させるのが基本です。

洗剤選びで失敗しない3つのポイント

モンベルのトレッキングシューズを洗うときは、汚れを落とす力だけで洗剤を選ばないことが大切です。

防水透湿素材や皮革などが使われている可能性があるため、靴の素材とメーカーの案内を確認して選びましょう。

ポイント①:モンベルはマルチクリーナーを案内している

モンベル製登山靴の頑固な汚れに対して、公式が具体的に案内しているのが「O.D.メンテナンス マルチクリーナー」です。

300mLタイプのほか、1回分15mLの商品も公式オンラインストアで確認できます。

洗剤選びに迷った場合、モンベル製品についてはメーカー自身が案内しているメンテナンス用品から検討する方法が分かりやすいでしょう。

特に「どの洗剤ならいいか分からない」という場合は、公式のお手入れ方法と使用量をセットで確認することが重要です。

ポイント②:強い洗剤や漂白剤を安易に使わない

家庭にある洗剤を使いたくなることもありますが、モンベル公式は登山靴の頑固な汚れに専用洗剤やマルチクリーナーを案内しています。

そのため、自己判断で強力な洗剤を使用するより、まずメーカーが案内する方法を優先するのが無難です。

GORE-TEXブランドのフットウェアケアでも、少量の液体洗剤を含むぬるま湯を使って十分にすすぎ、漂白剤を使用しないこと、レザーシューズはメーカーの指示を確認することが案内されています。

漂白剤など刺激の強いものを「汚れが落ちそうだから」という理由だけで使わないようにしましょう。

ポイント③:レザーやヌバックは素材に合う用品を使う

トレッキングシューズに天然皮革やヌバックが使われている場合は、ブラシや仕上げ用品にも注意が必要です。

モンベルはヌバック皮製品には専用ブラシを使うことを案内しています。

また、皮革製ブーツは洗浄・乾燥後に保革クリームとはっ水処理を行う方法が紹介されています。

ヌバックやスエードの場合、保革剤によって風合いが変わる可能性があるため、目立たない場所で試してから使用するという注意もあります。

同じモンベルのトレッキングシューズでも、素材によって適したお手入れ方法は変わるため、製品の取扱説明書も確認しましょう。

洗った後に確認したい3つのお手入れ

汚れを落としただけでメンテナンスは終わりではありません。

乾燥方法やはっ水処理、保管環境まで整えることで、次回も状態を確認しやすくなります。

お手入れ①:完全に乾燥させる

洗ったトレッキングシューズは、内部までしっかり乾燥させます。水分を多く含んだまま乾燥させるとシミにつながる場合があるため、先にタオルでできる限り水分を取り除きましょう。

風通しのよい日陰に平置きし、モンベルの目安では2〜3日かけて乾かします。

内部に水分が残る場合は靴用乾燥剤を使用する方法も案内されています。

表面が乾いて見えても、内部まで十分乾いているか確認してから収納することがポイントです。

お手入れ②:必要に応じてはっ水処理をする

はっ水処理は、汚れを落として十分乾燥させた後に行います。

モンベルでは、汚れが残ったままはっ水処理をすると本来の性能を発揮できないおそれがあると案内しています。

ファブリックや合成皮革を使ったブーツでは、乾燥後にはっ水スプレーを使用する方法が基本です。

皮革パーツがある場合は必要に応じて保革剤を使い、その後に全体をはっ水処理します。

「洗浄→乾燥→はっ水」の順番を守ると覚えておくと分かりやすいでしょう。

お手入れ③:湿気と高温を避けて保管する

完全に乾いたトレッキングシューズは、風通しがよく湿度が高くならない場所で、直射日光を避けて保管します。

モンベルは、購入時の靴箱や収納袋など風通しの悪い場所、車内や屋外物置のような高温になる場所を避けるよう案内しています。

登山靴は接着部分なども経年劣化するため、次に使用する前には状態確認も必要です。

洗った後の保管環境まで含めてメンテナンスと考えることが大切です。

モンベルのトレッキングシューズの洗い方と洗剤でよくある質問

モンベルのトレッキングシューズを洗う際に迷いやすい、洗剤、水洗い、乾燥などの疑問を整理します。

モンベルのトレッキングシューズは水洗いできますか?

モンベル公式では、汚れがひどい登山靴について水や洗浄液を使った手入れ方法を案内しています。

モンベル製登山靴は内部を洗浄液で洗っても問題ないとされていますが、皮革など素材ごとの扱いには注意が必要です。

モンベルのトレッキングシューズには何の洗剤を使えばいいですか?

頑固な汚れについて、モンベル公式は「O.D.メンテナンス マルチクリーナー」を使った方法を案内しています。

水5〜8Lに15mLを加えるのが公式ページで紹介されている目安です。

洗剤の原液を汚れに直接つけてもいいですか?

モンベルのマルチクリーナーについては、原液を直接スポンジにつける方法は避けましょう。

公式では洗浄成分が強すぎて退色する可能性があるため、部分洗いでも薄めた洗浄液を使うよう案内しています。

洗ったトレッキングシューズをドライヤーやヒーターで乾かしてもいいですか?

特に皮革部分は急激な乾燥を避けたほうがよいでしょう。

モンベルでは直射日光やヒーターによる急激な乾燥が、皮革のひび割れや硬化につながる可能性を案内しています。

風通しのよい日陰で2〜3日かける方法が基本です。

洗った後にはっ水スプレーは必要ですか?

はっ水性が必要な靴は、汚れを落として完全に乾燥させた後にはっ水処理を行います。

使うはっ水剤はファブリック、合成皮革、天然皮革など素材に合わせて選びましょう。

モンベルのトレッキングシューズは汚れに合った洗剤と乾燥方法で手入れしよう

モンベルのトレッキングシューズは、軽い泥やほこりならブラシや固く絞った布で落とし、頑固な汚れは薄めた専用クリーナーを使う方法が基本です。

特に公式のマルチクリーナーは、水5〜8Lに15mLという使用方法が案内されています。

原液を直接つけたり、強くこすったり、急激に熱で乾かしたりするのは避けましょう。

レザーやヌバックなどが使われている場合は、素材に合ったブラシや保革・はっ水用品を選ぶことも大切です。

製品によって素材や取扱方法が異なるため、実際に洗う前にはモンベル公式のフットウエアの洗濯方法と、使用しているシューズの取扱説明書を確認してください。